強面だけど意外と繊細・・・高知の男性ネイリスト「稲垣さん」とは?

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ネイルと聞くと、女性のオシャレと考える人が多いと思いますが、女性だけが楽しむものではなくなってきています。
近年、美容を気にする男性が増えてきたことでネイルケアをする男性も急増しています。
こうしたことで、女性だけではなく男性のネイリストの需要も増え、男性のネイルがより一層定番になることが考えられるでしょう。
そんな中、全国に注目を集める男性ネイリストが存在します。
ネイル男子の実態や注目を集める高知の稲垣さんについて迫っていきましょう。

■ネイル男子とは?

「ネイル男子」という言葉を聞いたことはありますか?
近年、美容面を磨く男子が増えてきています。
美容だけではなくダイエットやファッション、食事などに関心を持つ男子のことを女子力男子とも言い、女性が参考にすることも多いのです。
そんな中、注目を集めているのがネイル男子です。
男性芸能人でもメンズネイルを楽しむ方が増えたことで、一般人の中にも浸透し、ネイル男子が年々増え続けているのです。
ネイルに興味のない男性からしたら、ネイルをする男性に疑問を感じることもあると思います。
しかし、話している相手の指先を見る女性や男性は意外にも多いです。
サラリーマンであれば名刺を渡す瞬間、接客業であればお釣りを渡す時など、取引先や顧客を相手に仕事をするのであれば、手元が汚いことで悪い印象を与えてしまう可能性もあり、仕事に悪影響を及ぼすことも考えられるのです。
そのため、今後はネイルは女性だけではなく男性にも定番化する可能性があるでしょう。


■男性にオススメのネイルをご紹介!

ネイル男子が増えていると言っても、ネイル初心者であればいきなり爪に色を付けることに躊躇してしまう男性も多いです。
アートなどは仕事上できない男性も多いため、サロンに足を運び爪のケアのみを施術してもらってみてはいかがでしょうか?
ハンドマッサージや甘皮、ささくれの処理をしてもらうだけでも、見違えるほど指先が綺麗になります。
手は洗ったり家事をするだけで肌荒れを引き起こす場所でもあります。
ハンドクリームを塗って保湿をしない男性も多いため、ささくれや肌荒れを気にする男性も多いでしょう。
サロンに通って少しだけでもケアをしてもらうことで印象を変えることができるので、手元の乾燥や汚れ、疲れを感じているのなら、一度足を運んでみるのもおすすめです。
そして、爪のケアをしてネイルに興味を持ったら、ネイルアートにも挑戦してみませんか?
爪全体にアートすることを敬遠しているのであれば、ワンポイントネイルもおすすめです。
親指や薬指、小指など、自分の好きな部分に文字やモチーフを描いたりすることで、オシャレを楽しむことができます。
仕事上、どうしてもハンドネイルができないのであれば、フットネイルもおすすめです。
好きな色やモチーフでネイルアートをしてもらい、サンダルで足先を見せればオシャレ上級者に見えるでしょう。

■男性ネイリストが増えているって本当?

ネイル男子が増えていることで、ネイルに興味を持つ男性が多くなっていますが、自分でネイルをするには不器用でできないと感じ、ネイルを施すことができない男性もいます。
そういった場合ネイルサロンを利用することになりますが、女性のネイリストが多いため行くことに躊躇してしまう男性もいるでしょう。
ネイルをするには指先を見せることになり、女性のネイリストとも距離が近いため、緊張や不安を感じてしまうのです。
しかし、近年は男性がネイルをすることが増えてきたために男性ネイリストの需要が増え、全国のサロンに男性ネイリストが着々と増え続けています。
ネイルをしてもらいたいけど、女性ネイリストだと不安を感じるのであれば、男性ネイリストのいるサロンに足を運んでみてはいかがでしょうか?


■高知で注目を集める男性ネイリスト・稲垣さん

男性ネイリストと言っても、地方であれば少ないだろうと考える方も多いかと思いますが、全国に着々と増えていることは事実です。
中でも、高知県愛宕町の美容サロン「Blanc Rose(ブランローズ)」で働く稲垣良平さんに注目が集まっています。
稲垣さんは現在ではネイリストとして活躍していますが、幼少期からサッカーに打ち込み、スポーツ推薦で大学に入学するなど、美容には縁のない人物でした。
しかし、就職活動の際に証券会社と化粧品メーカーの内定をもらい、どちらに就職しようか悩んでいたところ、母親のある一言で化粧品メーカーへの就職を決めたのです。
その一言は、「人を綺麗にして喜んでもらえる美容の仕事って、いいよね」です。
営業職として高知県内の美容サロンをまわり、エステ施術を行うこともあったそうです。
中高年のお客さま相手に施術をすることもあり、若い男性に綺麗にしてもらえる喜びを嬉しそうに話す姿を見て、母の言葉は本当だったのだと実感するようになったのです。
そんな中、営業先のオーナーに誘われ、稲垣さんはBlanc Roseに入社しました。
Blanc Roseは、エステティックをはじめネイルや美容用品の販売まで行っている会社です。
美の総合サロンとして地域密着で営業をしており、ユーザーとも距離の近いサロンです。
そこで、稲垣さんはネイリストとして仕事をしています。
男性ならでは視点でネイルを考え、接客を行うことでユーザーから多くの信頼を得ています。
一見強面で近寄りにくい男性ですが、稲垣さんだから話しやすいと言う方もいるようで、高知県内では人気のネイリストとして話題となっています。

■稲垣さん以外にも注目の男性ネイリストは存在する!

稲垣さんのように地方で活躍する男性ネイリストも増加しています。
そこで、稲垣さん以外に現在注目を集めている男性ネイリストをピックアップしてご紹介しましょう。

・TERUさん
プライベートサロンのnailsalon fairyで働くTERUさんは、2017年ネイルブックアワード ネイルデザイン部門で第3位を獲得し、注目を集める男性ネイリストです。
シンプルなものから上品なネイル、ゴージャスなネイルまで、理想を叶えてくれるネイルアートを施してくれます。

・hidekazuさん
東京都の中目黒にプライベートサロンをオープンさせたhidekazuさんはかっこかわいいネイルを提供するネイリストとして注目を集めています。
絶妙な色使いで様々なネイルを編み出し、多くの女性を虜にしています。

・山下正勝さん
愛知県にあるPunkish-Nailで働く山下正勝さんは、オフィスネイルから超ロングスカルプまで、女性の好みに合ったネイルを提供しています。
「つい周りに自慢したくなるネイル」をコンセプトにしており、季節に合わせたネイルをしてくれるなど、女性心に刺さるネイルが自慢です。

・DAIさん
埼玉県川越市にあるLeplace Nailで働くネイリストのDAIさんは、ユーザーの提案に沿ってネイルを施してくれます。
ネイルブックデザインページを見てみると、ビジューやラメを使いキラキラと光り輝くネイルが多く、思わず笑顔になれるようなハッピーなデザインが多いことが特徴です。

・塩見隼人さん
池袋にあるネイルゼロプラスの塩見隼人さんは手先が器用ということもあり、繊細でデザイン性のあるネイルが多くあります。
和ネイルやスイーツネイル、痛ネイル、風景画など、一人ひとりの要望に合わせてクオリティの高いデザインを考えてくれます。
有名な「紗々ネイル」を生み出した人物でもあるので、バレンタインの時期には予約も多くなるでしょう。

■男性がネイリストになる方法とは?

手先を使うことが好き、絵を描くことが好き、ネイルに興味のある男性は意外にも多いのではないでしょうか?
美容師やメイクアップアーティストなど、美容業界には男性が多く存在することはご存知でしょう。
そのため、ネイル業界にも男性が増えていくと考えられます。
モデルやタレントだけではなく、音楽をしている人はギターでの爪割れ防止のためにネイルサロンを利用することも多いです。
一般人でも手先を綺麗に見せるためにネイルをする男性が増えていますし、オネエ系の人たちからも男性のネイリストを支持している人が多くいます。
このように、多くの人たちに支持されていることで、さらに男性のネイリストが注目されることとなります。
また、男性であれば女性のように結婚や妊娠、出産を機に退職をする人も少なく、経営者を目指すことも可能です。

そんなネイリストになるためには、どうしたらいいのか疑問に感じている人もいるでしょう。
センスがあれば誰でもできる職業であると思っている男性も中にはいるでしょう。
しかし、お客さま相手の仕事となるだけではなく、体をケアしてもらうことになるので、しっかりと学んだ人でないと不安を感じてしまうのです。
そのため、ネイリストになるためには資格の取得から始めることになります。
ネイリストになるための資格は、「ネイリスト技能検定試験」と「ジェルネイル技能検定試験」の2種類があります。
どちらか一方の資格だけでも構いませんが、2つ持っていることで就職が有利になることもあるでしょう。
資格を取得するためには独学しかないのかと不安視する男性もいるかと思いますが、通信講座を利用することも可能ですし、スクールに通うことでも勉強することが可能です。
ただし、トップネイリストとして将来はサロンの経営を目指しているなど、多くの知識や技術が必要となる1級を取得するためにはスクールに通うことをおすすめします。
試験では実技もあるため、直接講師の技を間近で見て学べるスクールは有効でしょう。
近年は、体験レッスンを実施しているスクールも増えているため、自分に合ったスクール選びをするためにも、様々なスクールを体験して肌で感じてみましょう。

■男性ネイリストのメリット・デメリット

もし男性でネイリストを目指しているのなら、ネイリストになる前に男性ネイリストになることでのメリットやデメリットを確認しておきましょう。

【メリット】

・女性客の指名が多い
男性ネイリストなので、男性からの指名が多いと感じられるかもしれませんが、意外にも女性のお客さまからの指名が多いです。
その理由としては、男性の意見を聞けることが挙げられます。
男性ならではの視点で意見を聞けるので、男性が好きなネイルやモテネイルなど、アドバイスとして受け入れる女性が多くいるため、男性ネイリストを指名する女性が多くいるのです。

・入客数を見込める
ネイルアートは見た目以上にハードな仕事です。
男性の方が体力があるため、女性ネイリストよりも入客数が見込めると言われ、就職に有利になる可能性もあるのです。

・手先の器用さ
意外にも手先が器用な男性は多いです。
芸術家や職人など、手先を使う仕事に男性が多いことはご存知でしょう。
華やかで美しい料理やスイーツを提供するシェフやパティシエにも男性は多くいます。
ネイルアートも爪という小さいものを相手に色を塗ったり絵を描いたりするため、手先が器用でなければ働くことは難しいと言えます。
手先の器用さに自信があるのなら、ネイリストという仕事にも目を向けてみましょう。

【デメリット】

・女性のイメージがある
世間ではまだまだネイリストと聞くと女性のイメージがあります。
そのため、男性ネイリストを受け入れられないお客さまもいるでしょう。
そういった場合には、認めてもらうためにも美しいネイルを施し、実績を伸ばしていくことが肝心です。

・モデル探しが困難
ネイリストはネイルの練習台となるモデルを探さなければいけません。
ネイルチップを使えば良いのでは?と感じる男性もいるのですが、ネイリストはネイルをするだけが仕事ではありません。
ハンドケアを行うことも仕事となるため、指先を美しくするための練習も必要となります。
男性ネイリストの場合は、街にいる女性に声をかけてもナンパだと勘違いされることも多いため、モデル探しが困難なことが多いです。
そのため、親族や彼女、奥さんなどをモデルとして起用する男性ネイリストが多いので、参考にしてみましょう。

ネイル男子が増えていることで男性ネイリストの需要も高まっていますが、その中でも稲垣さんはネイリストになって10年と男性ネイリストのパイオニアとも言えます。
男性ならではの視点で考えられるネイルは、男性ウケの高いデザインでもあるので、恋人や旦那さんに褒めてもらいたい、合コンでモテたいなど、様々な理由を持つ女子に支持されています。
稲垣さんのようなネイリストが今後も増えていくことが予想されるので、ネイルをしたことがない男性もこれを機会に足を運び、指先を整えてみてはいかがでしょうか?