セプテムやアムウェイの商品を最近メルカリで見かけない理由!実は規約違反って本当?


こんにちは!

フリマアプリで化粧品を買ったり、出品したりする方は多いと思いますが、
最近メルカリではMLMの化粧品を見かけなくなっていることをご存知でしょうか。

今回はその実態や原因を調査していこうと思います。

セプテムやアムウェイをメルカリで検索してみた

スマートフォンから手軽にフリーマーケットが利用できるメルカリは、
多くの方に利用されています。

欲しい商品や手に入りにくい商品が簡単に探せるため、
数あるフリマアプリの中でも利用者が多いのが特徴です。

しかし、メルカリでセプテムやアムウェイを検索してみると、
メルカリには出品されていないことが分かりました。

なぜメリカリには、セプテムやアムウェイの商品がないのでしょうか?

■簡単に商品が検索できるメルカリでセプテムを検索

手軽に自宅にあるものをフリーマーケットに出品できるフリマアプリは、
急激な成長と共に普及していき、今では多くの利用者がいます。

メルカリ以外にも、ヤフオク!やラクマなどが人気のフリマアプリとなり、
いくつかのフリマアプリを使い分けて商品を探す方もいます。

特にセプテムやアムウェイの商品は、デパートやドラッグストアなどで購入することができず、
公式サイトやインターネットなどの購入が一般的となります。

そのため、使ってみたいからといっても簡単に購入できないため、
これらのフリマアプリを使って試してみたいと感じている方が多くいるようです。

しかし残念なことに、メルカリの検索ワードからセプテムというワードで検索しても、
セプテムの旅行用収納ポーチやオリジナルマグカップ、特異点ピンバッジなど、
同じ“セプテム”というキーワードであっても全く別の商品が検索結果として表示されてしまいます。

つまり、メリカリでは化粧品の“セプテム”は出品されていないということが分かります。

今度は化粧品という検索ワードで調べてみても、やはりセプテムの商品は見つからなかったため、
メリカリではセプテムの化粧品が出品されていないと言っても良いでしょう。

■他のフリマアプリにはセプテムがある

メルカリでセプテムを検索すると、同じ“セプテム”というキーワードでも
全く別の商品が出品されていることが分かりましたが、
他のフリマアプリではどうなっているのか気になる方もいるでしょう。

まずヤフオク!でもメルカリと同じように“セプテム”という検索ワードで
調べてみることにしました。

すると、セプテムの新品未使用のエルテオミルクローションやアプローチXビーエムセラム美容液、
エルテソープなどの化粧品が多く出品されていることが分かりました。

また化粧品だけでなく、ディストリスシャンプーやコンディショナーの容器や、
ビーソディンなどの栄養機能食品も出品されていました。

もう一方のラクマでも同じよう検索してみるとセプテムのオイルクレンザーやソープ、
エッセンスなどが出品されていて、出品価格を定価以下に設定している方や
セット購入で安くなるといった方法で出品している方もいました。

また出品されている商品のラインナップも
公式サイトと同じくらい種類が豊富だったのも印象的でした。

これらはどれもスマートフォンから簡単に出品できるフリマアプリであり、
これらのフリマアプリに大きな違いがあるようには感じていませんでしたが、
同じ検索ワードで調べてみると、出品されている商品や表示されている商品に
大きな違いがありました。

これらのフリマアプリに違いがあるとすれば、どの部分になるのかを調べてみると、
メルカリではMLM(マルチレベルマーケティング)の商品は
取り扱いができないということがわかりました。

確かにセプテムプロダクツでは、化粧品などを購入するためには会員になることが前提であり、
この会員によって商品の流通網を広げていくという販売方法を取り入れています。

会員になると化粧品などの商品の購入価格が割引となりますが、誰でも会員になれるわけではなく、
審査を通過した人だけが会員となれるようです。

メルカリでMLMの商品が出品されていない理由

セプテムでは独自の販売方法を取り入れて、
会員から流通網を広げていくことで商品を流通させる方法を取り入れていますが、
なぜメルカリではMLMの商品を出品できないようにしているのでしょうか?

■MLM(マルチレベルマーケティング)とは?

そもそもMLM(マルチレベルマーケティング)とは、商品の購入者が販売員となり、
その販売員がさらに別の人を販売員にすることで商品を流通させるビジネス。

商品を友人や知人に紹介して会員にすることで市場が広がっていくと、
そこから報酬を受け取ることも可能です。

販売コスト的にも合理的な方法であり、
直接的な利益につながるということが分かります。

■メルカリではMLM商品の取り扱いができない

メリカリガイドには、禁止されている出品物をいくつかの項目に分類して表示しています。
「偽ブランド品や正規品として確証がないもの」
「盗難品など不正な経路で入手した商品」
「危険物や安全性に問題があるもの」
などの項目があり、それらの詳細について記されています。

その中に「メルカリ事務局で不適切と判断されるもの」としてMLM商品の記載があるため、
メルカリではセプテムやアムウェイの商品を出品することができないということになります。

もしも、これに該当する物やその他事務所の判断によって不適切とみなされた出品物に対しては、
利用の制限や出品投稿の削除というペナルティがあるということです。

隠れて伏せ字にしても違法行為に該当してしまい、
もしメルカリ事務局に見つかってしまうと最悪アカウントの凍結や剥奪なども考えられるので、
きちんと出品先の指示に従いましょう。

■ヤフオク!やラクマや違反行為にならない?

メルカリでは、MLM商品を「メルカリ事務局で不適切と判断されるもの」として
出品禁止にしていますが、ヤフオク!やラクマでは違反行為にならないのでしょうか?

まずヤフオク!の利用規約から、出品禁止物を調べてみましたが、
MLM商品の禁止や制限に関してはどこにも記載されていませんでした。

ラクマの出品禁止物に関しても調べてみましたが、MLM商品の禁止や制限はされていないことから、
同じフリマアプリでもセプテムやアムウェイの商品はヤフオク!やラクマでは
違反行為にならないということです。

そのため、同じフリマアプリであってもメルカリでは出品できないので、
いくら検索しても商品が表示されなかったということになります。

しかし、これだけを見ていくとフリマアプリ側の利用規約によって
出品が制限されていることは確かですが、
セプテムやアムウェイなどのMLMの商品は転売そのものを禁止しています。

そのため、フリマアプリでセプテムやアムウェイなどのMLMの商品を出品する行為は
転売行為となり、フリマアプリ側の利用規約は遵守していても、
セプテムやアムウェイなどMLM商品販売元の利用規約は遵守していないことになってしまいます。

そもそもセプテムの製品はきちんとした会員制度によって守られた場所で販売されているので、
購入には手順に従っていく必要があると言えるでしょう。

MLMの商品を出品できなくする理由

MLMの商品は、フリマアプリで出品している人がいますが、
多くの人は商品を販売している会社が立ち上げたサイトから購入しています。

MLMというビジネス手法を用いている会社では、顧客の情報をしっかりと管理しています。
そのため、他での販売を禁止しているという側面もあるのです。

もしも、メルカリなどのフリマサイトで好きなように転売されてしまったら、
顧客の情報を管理している意味がなくなってしまうだけではなく、
商品自体の価値も下がってしまう可能性があるでしょう。

このような理由からMLMを用いている会社ではメルカリなどでの販売を禁止しています。

しかし、なかには商品の在庫を減らせないという人がいるのも事実です。
そのようなときに注目されるのがメルカリなどのフリマサイトなのです。

MLMのせどりでは少しでも高く商品を売ろうと販売先を開拓しますが、
少しでも在庫を減らしたいと思っている人の場合は安くてもいいから
早く売却したいという気持ちが働くでしょう。
その結果フリマサイトには、定価より安く出品している商品があるのでしょう。

MLMの商品は、セプテムの化粧品のように高品質なものが多く、
会員登録をするのは躊躇してしまうけど商品は使いたいという人が少なくありません。

そのような考えを持つ人は、正規ルートで購入するのではなく、フリマサイトから購入します。
フリマサイトでは安く購入できるため、高品質な商品を安く買いたいという需要と
抱えてしまった在庫をなくしたいという供給の両方を満たしてしまうのです。

しかし、フリマサイトでの販売が横行してしまうと、
安く買えるということが一般的に知れ渡ってしまい、
MLMのビジネス自体が立ち行かなくなってしまう可能性があります。

このようなこともあり、MLMというビジネスモデルを用いている会社の商品は
フリマサイトでの販売が禁止されているのです。

セプテムプロダクツも含めたフリマサイトでの販売を禁止している会社では、
自分たちがこれまでに作ってきたビジネスを守り、正規ルートを確立し続けるために、
禁止事項も設けておかなければいけないということになるのでしょう。

まとめ


以前までメルカリなどのフリマサイトでは、
セプテムプロダクツなどのMLM商品が出品されていることがありました。

しかし、禁止事項に書かれている以上、MLM商品を出品してしまうと
ユーザーはアカウントの凍結や剥奪といったペナルティを受けてしまうため、
フリマサイトへ出品するのは止めましょう。

MLMをビジネスモデルとしている会社では、
商品を正規ルートで購入してもらうことに意味があるので
フリマサイトでの出品が増えれば増えるほど不利益を被ることになってしまいます。